English インタビュー記事

(東京都:銀座・有楽町・新橋・築地|歯科)
 
YAMAMOTO DENTAL CLINIC

Dr. Isato Yamamoto, D.D.S.,PhD.
Orient. Bldg. 7F 6-4-5 Ginza, Chuo-Ku, Tokyo 106-0061
Phone: 03-3571-3305

Office Hours: 9:30 am to 5:30 pm ( to 12:30 pm on Sataday)
Closed: Thursday, Sunday and holidays

POLICIES OF OUR OFFICCE

We believe that the mutual understanding and cooperation between the patients
and our office personal is the basis to accomplish the most complete type of dental service.
In this type of service, patients can expect from us:
1.Progressive up-date knowledge and skill.
2.Kindness and sincerity.
3.Full explanation about diagnosis, treatment plan and fees to your satisfaction.

In return, we expect from patients:
1.Complete cooperation in making, keeping appointments
and following our instruction on home care and oral hygiene.
2.A definite arrangement for the payment of fees on the fair bases of business.

Our secretary has been given responsibility for making appointments and collection fees.
In order to avoid misunderstanding, please ask her any questions.
Your cooperation will be appreciated.

 
インタビュー記事の紹介
東京メトロ銀座駅から徒歩3分、外壁がグリーンのビルの7階にある「山本歯科医院」。2018年に創立100周年を迎える同院は、山本勇人院長で三代目だ。祖父がアメリカで創設し、帰国してから銀座で開院。父が第二次世界大戦で疎開した時期を除き、銀座で診察を行っている。山本院長は東京歯科大学歯学部を卒業後、口腔外科でがんの患者を診た経験から、ホリスティック医学を学んだ。数十年、数世代に渡って通う地域の患者をはじめ、他科の医院から紹介された人も通うという。院内には患者から贈られた絵画や調度品があり、多くの人に慕われていることや、地域住民との結びつきがうかがえる。穏やかな笑顔が印象的な山本院長に、患者への思いや歯科治療について聞いた。(取材日2016年12月22日)
ドクターズファイル Vol.11326
―こちらの歯科医院は、創立されてから間もなく100年になるそうですね。
祖父の代から歯科医院をはじめ、三代目の私で99年目です。2018年には創立100年を迎えます。祖父は最初にアメリカのオレゴン州で開院した後に帰国し、銀座周辺で改めて開院しました。1945年に父が後を継ぎ、1997年から私が院長に就任しています。祖父と父が第二次世界大戦で疎開した時期を除き、ずっと銀座の近くで診療を行っています。
―歯科医師を志したのは、お祖父さまとお父さまの影響がありましたか?
もちろんです。小さい頃から診療所に遊びに来ていたので、この場に親しんでいるというのもあります。でも高校生の頃は、漠然と生物学の研究者になりたいと思っていました。もともと生物が大好きで、犬、ハムスター、インコ、トカゲ、イソギンチャクなど、たくさん飼っていました。とはいえ、父は後を継いでほしい思いもあったのでしょうね。進路を決めるときに、「歯学部でも生物学の基礎の研究ができるから」と言われて(笑)。父の気持ちも汲んで、自分のやりたいこともできるかなと思い、東京歯科大学歯学部に進学しました。卒業後は国立東京第二病院(現・国立病院機構東京医療センター)の口腔外科に勤めた後、当院の院長に就任しました。研究者の道には進みませんでしたが、開業後しばらくしてから社会人大学院に再入学して、念願だった微生物学の研究も行い博士課程を修了しました。
―同じ地域でずっと診察されていると、長く通う患者もいらっしゃるのでは?
祖父の代から60年以上のお付き合いがある患者さんもいらっしゃいます。当院は家族や親戚の方のご紹介で来られる方が多く、曾おじいさまからお孫さんまで四代で通ってくださるご家族も。その患者さん一人ではなく血縁がある方々も診ていると、外見だけでなくお口の中もよく似ていることがわかります。数十年という長いスパンで診ているので、成長や加齢による問題も予想をつけられます。高齢の方の環境や食生活をうかがって問題点を洗い出せば、若いうちに歯を守るためのアドバイスも可能となります。
―お子さんの矯正治療を行うときは、ご家族の歯並びも診るそうですね。
ご両親やご兄弟も診察させていただくと、そのお子さんの骨格がどなたに似ていて、将来どのような歯並びになるのか、かなり予想できるのです。矯正治療は大人になったときの骨格や歯並びが予想できたほうが治療しやすいのです。始めるタイミングがとても重要なので、成長に合わせて自然に治るように整えることができます。



 

―ホリスティックな視点を大切にされているそうですが、どのような考えでしょうか。
人の体や精神、環境はお互いに影響し合っているという考え方です。1本の歯が全身に、全身の状態が口の中にどのような影響を及ぼすのか。生活環境が病気としてどのように現れるのか。例えばふつう虫歯の治療は治しておしまいという場合が多いですが、その後の変化まで考えて歯科治療を行っています。そのことを患者さんとお互いに学んでいく中で、お付き合いが長く続いていく。数十年、数世代を診察させていただく。それがいちばんホリスティックなことかもしれません。本当にありがたいことだと思います。
―院長がホリスティック医学に興味を持った理由をお聞かせください。
ホリスティックとの出会いは、口腔外科に勤めていたときです。お世話になった師匠が口腔がんを専門に診ていたのですが、昔は治療法が限られていたこともあり、亡くなる方も多かったのです。口の中のがんは大きくなると外から見えるので人目が気になりますし、咀嚼や発音などの機能的にも大きな問題が出てくるのです。そんな大変な思いをされている患者さんをたくさん診てきて、どうしたらがんにならない生活ができるか、を考えるようになり、ホリスティック医学を学び始めました。
―必要とされるのはどのような患者でしょうか。
通常の治療では口の中のトラブルが治らない、基礎疾患があって治療に不安を抱えている、体質や年齢などの理由で薬を使いたくない、といった方です。当院に長く通っているご家族から事前に聞いて、すでに知っている方も来られますね。こういった患者さんに求められれば、「ホリスティック医学に基づく治療方法もありますよ」とお話します。可能な対処法があると、患者さんも安心してもらえるようです。もちろん通常の歯科治療も行っています。
―インプラント治療を行わず、他院に紹介している理由をうかがえますか?
症例によっては素晴らしい技術なのですが、治療後も適切に管理する必要があります。しかし歳をとって体が不自由になると、ケアができなくなってしまうことが多いのです。今後の高齢化社会を考えたら、患者さんがどんな状態になっても管理できるように治療するのが大切でしょう。治すだけではなく機能的に持続させなければ、と思います。それで当院は第一選択として、義歯やブリッジをご提案しています。
―今までに診察された患者さんの中で印象に残っている方は?
95歳頃まで車いすで通ってくださっていた患者さんです。本当によく通ってくださいます、といつも頭が下がる思いで診察していました。その方が治療を終わってお帰りになるとき、急に大声で「先生、歯は命です!」とおっしゃったのです。20年ほど前のことで、私自身も歯の大切さはわかっていましたが、「命」と断言できるほどの確信はなかったのです。それを、はっきりと言われてたいへん驚きました。それがこの患者さんにお会いした時の最後の言葉でしたので、とくに印象に残っています。自分の責任の大きさに改めて気づかされた出来事でした。診ている患者さんは赤ちゃんから90歳過ぎの方までいますが、熱心にケアされている方が多く、こちらもたいへんやりがいがありますね。

 


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